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東京ドロンパが「I have a OKUBO」。
多摩川クラシコは、嘉人を巡る戦い。 

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飯尾篤史

飯尾篤史Atsushi Iio

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posted2017/03/17 08:00

東京ドロンパが「I have a OKUBO」。多摩川クラシコは、嘉人を巡る戦い。<Number Web> photograph by J.LEAGUE PHOTOS

昨季までブーイングを浴びせた東京サポーターが味方に、声援を送った川崎サポーターが敵に。大久保を中心に、多摩川クラシコが燃え上がるのは必至だ。

“やらかした”後の大久保ほど、怖いものはない。

 注目の大久保は、リーグ戦3試合を終えて未だ無得点。G大阪戦のあとには、溜め込んでいたストレスを爆発させ、ユニホームをピッチに叩きつけて足蹴にしてしまい、批判を買った。

 ただ、大久保は川崎時代、“やらかした”あとは必ずといっていいほど、結果を出すことで禊に変えてきた。そのことを最もよく知っている川崎の面々は「嘉人、要注意だな」と、警戒心をいっそう強めているに違いない。

 29回目を迎える多摩川クラシコで軍配があがるのは、果たして、大久保を獲得した篠田トーキョーか、大久保を失った鬼木フロンターレか――。

 稀代のストライカーをめぐる極上のエンターテインメントは、3月18日の19時、味の素スタジアムで開演する。

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