新星マライア・ベルが堂々の3位。

　3位に入ったのは、マライア・ベルだった。

　昨シーズンこの大会で11位だったベルだが、昨年の夏にラファエル・アルトゥニアンコーチに移ってから、順調に成績を上げてきている。

　スケートアメリカでは負傷で棄権した選手の補欠として出場し、サプライズの2位に入賞。童顔がキュートな20歳である。

　SP2位と好調なスタートをきった長洲未来は、フリーでは転倒などジャンプミスがあって総合4位に落ちた。

　今シーズン、スランプに陥っているグレイシー・ゴールドは、SP5位、フリー9位で総合6位に終わった。数年続いた、ワグナーとゴールドの間でタイトルを争う時代は終焉したとアメリカのメディアは報道。確かに新しい時代の到来を感じさせる女子の表彰台となった。

　USFSA（米国フィギュアスケート連盟）は、世界選手権の代表にトップ3のチェン、ワグナー、ベルの3人を選抜した。

　アイスダンスはマイア・シブタニ＆アレックス・シブタニがタイトルを守り、ペアでは'14－'15シーズンの2位だったヘイブン・デニー＆ブランドン・フレイザーが初優勝した。