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ラグビー女子代表のお弁当拝見!
南早紀の恐るべき炊き込みご飯。 

text by

朴鐘泰

朴鐘泰Park Jong Tae

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photograph byAsami Enomoto

posted2016/12/13 08:00

ラグビー女子代表のお弁当拝見!南早紀の恐るべき炊き込みご飯。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

163cm、68kgというフォワードとしては平均的な体格ながら、代表に選出されるのには理由がある。南早紀、期待である。

さあ、お楽しみの実食。お味は……?

 さあ、お楽しみの実食である。一口目にして、絶句してしまった。同席していた広報のTさん、カメラマンのEにも分けて食べてもらった。しかし僕のホンネはというと、「あげたくない!」。丸の内あたりで売り出したら、OLに飛ぶように売れるはず、もしこれが東京駅で売っていたら、新幹線のお供に毎回選ぶ、とも思った。それくらいの美味だった。

 特に猫バス仕様の炊き込みご飯は信じ難かった。

 とても21歳ラガー女子の料理とは思えない。にんじんとごぼうのささがき具合も絶妙。何より、調味のバランスが恐ろしいほど。「醤油とみりんが大さじ何杯、みたいにお母さん直伝のレシピがあるの?」と聞けば、「ぜんぶ目分量です」という驚異の返答。二口目以降は美味い、素晴らしいを散々連呼し、ごちそうさまの後に「参りました」で心からの謝意を伝えた。

 実は、前述の父・博さんと母・理恵さんの出会いは、日体大だった。相撲部の力士と、1年下のマネージャーという間柄。そのふたりの可愛い可愛い愛娘が出会いの学舎で研鑽を積み、母と自らの手料理によってたくましい身体を作り上げ、ついには桜のジャージをまとい、W杯出場を懸けたピッチの最前線でスクラムを取っ組み合う。悲願成就となれば、それ以上の親孝行はないだろう。

 そのあかつきには、どうか理恵さん、母に似て料理上手に育った最高の孝行娘に、とびっきりのチキン南蛮をふるまってやってください。

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