マスクの窓から野球を見ればBACK NUMBER
慶應・正木智也の驚弾で確信――。
清宮世代は「スラッガー世代」だ!
text by
安倍昌彦Masahiko Abe
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2016/08/02 17:00
昨夏優勝校・東海大相模相手の2アーチ。正木はその名を全国に知らしめた。
春から頭角を現した履正社・安田らも注目株。
さらに、この春から頭角を現したのが安田尚憲(履正社・内野手)、渡邊大海(西日本短大付・内野手)に寺西建(星稜・外野手)。
永井敦士(二松学舎大付・外野手)に五十嵐寛人(山梨学院・捕手)の飛距離と打球のスピードも圧巻だ。増田珠(横浜高・外野手)に峯村貴希(木更津総合・内野手)も、秋から冬のパワーアップ次第では仲間入りしてこよう。
そこに、まるでノーマークだった慶應義塾高・正木がポンと入った。
清宮世代はなぜスラッガー世代なのか?
そんなこと問われても、もちろん理由などわからないが、<現象>として間違いなくその兆しが、3年生がまだまだ元気な、このタイミングからすでに現れている。