Before The GameBACK NUMBER

泣かない清宮がみたい。~超一流は、すべての敗北を通過点にする~ 

text by

鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

PROFILE

photograph byHideki Sugiyama

posted2016/08/01 08:00

泣かない清宮がみたい。~超一流は、すべての敗北を通過点にする~<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

西東京大会で準々決勝の八王子高戦まで5試合3ホーマーを放った清宮。

 今年のプロ野球オールスターゲームは面白かった。ファン投票の先発投手部門で選出された日本ハム・大谷翔平投手は、指のマメで登板不能となったが、“二刀流”の真価を発揮して打者で出場。7月15日の第1戦では本塁打競争で優勝し、16日の第2戦には指名打者で先発して球宴初ホーマーを含む3安打の活躍でMVPを受賞した。大谷ばかりかDeNAの筒香嘉智外野手の2戦連発など、お遊び気分を封印した本気プレーの連続に、テレビ中継を観ながらワクワク気分に浸ることができた。


 第2戦の後、球宴の余韻が残る中で流れ込んだのが、同じテレビ朝日系で放送された「アメトーーク!」だった。この日は夏の甲子園大会前の恒例「高校野球大好き芸人」。アンジャッシュの渡部建をはじめ、この番組で高校野球通と知られるようになったピン芸人のかみじょうたけしらが、これでもかと高校野球のあるある話や知られざるエピソードを披露。これまた野球ファンは至福の時間を過ごすことになったわけである。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 856文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

清宮幸太郎

高校野球の前後の記事

ページトップ