リオ五輪PRESSBACK NUMBER
伊藤華英から萩野公介へのエール。
衝撃的だったロンドン五輪の思い出。
text by
伊藤華英Hanae Ito
photograph byAFLO
posted2016/08/06 08:00
ロンドンでは、銅メダルにガッツポーズを見せた萩野公介。リオではどんな結果と、どんな表情を見せてくれるだろうか。
ベタでも、今はこの言葉を送りたい。
そのあと、萩野公介は「和製フェルプス」と呼ばれるようになる。様々な種目にチャレンジし、心身ともに本当に強くなった。肘の怪我と共に、2015年の世界選手権欠場は本人が1番堪えたに違いないけれど、それでも今年のオリンピック選考会では、確実に進化した姿を見せつけた。
彼の話を聞いていると、いつの間にか公介ワールドへ引き込まれる。アスリートである以上、過去は忘れて前へ前へと進化する必要があるのは当たり前だが、萩野選手には4年前の経験を武器に、そして自分がしてきたことを全てプラスに変える力がある。
自分を信じろ。こんなのはベタなエールかもしれない。でも、今はこの言葉を送りたい。
自分を信じて、KOSUKE HAGINOの名を再び世界へ。