畠山健介のHatake's roomBACK NUMBER
家も車も練習着もない英国居候生活。
畠山健介を支えたのは仲間とWi-Fi。
text by
畠山健介Kensuke Hatakeyama
photograph byKensuke Hatakeyama
posted2016/03/25 12:00
家がない畠山を居候させてくれている、サントリーにも所属していたトッド。仲間こそが支えなのだ。
またソファーで寝る日々は、もう勘弁だ。
最近はニリが練習の送り迎えを毎日してくれる。マイクも相変わらず手厚いサポートをしてくれる。ニリとタネ、イタリア代表ロックのジョシュ(ジョシュア・フルノ)と4人でよく中華料理屋に行って美味い飯を食う。2月が終わる頃には色々慣れて、ようやくニューカッスルでの生活を楽しめるようになってきた。
ニューカッスルに来て何度かアップした僕のインスタグラムやツイッターには、ファンの方から「もう馴染んでますね」や「チームに溶けこんでますね」といったコメントが寄せられた。本当は着いてからの1週間は僕がイメージしていたものとは違い、正直、ストレスの連続だった。でも少しずつ、生活やリズムに慣れてきて、異国での日常を楽しめている。
日本が一番と考えていた僕だが、日本とイングランド、どちらが良いとかではなく、日本には日本の良さ、文化、風土があり、イングランドにはイングランドの良さ、文化、風土がある。そう思えるようになった。
それでも3月上旬には家と車が手に入る事を願っている。トッドも帰ってくるし。ベッドルームは1つしかないので、またソファーで寝る日々は、もう勘弁だ。
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