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天才の親には共通の特徴がある!?
宇佐美貴史の例にみる、最新子育て論。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byKiichi Matsumoto
posted2016/02/29 11:15
“イクメン”なんていう言葉は不要!?
スポーツだけでなく、幅広く執筆活動をされている吉井さんは、トップアスリートの親に子育ての秘訣を聞くことをライフワークとしてきた。
このたび、『天才は親が作る』の第2弾として、宇佐美貴史のほか、大谷翔平、石川佳純、萩野公介、宮原知子、白井健三ら12家族に取材した『天才を作る親たちのルール』という1冊の本が発売されることとなった。
前作から15年を経て変わっていたのは、父親と母親の子育てにかける比重だという。以前はどちらか一方の親に偏っている場合が多かったのだが、今回はどの家庭も父母の比重が同等。“イクメン”などという言葉が不必要なほど、両親ともに自然に愛情を注いでいるのが印象的だったそうだ。
イチローや松坂大輔らを育てた親たちの子育て論に導かれ、トップアスリートにまで駆け上がっていった宇佐美貴史。最新刊『天才を作る親たちのルール』も、再び次世代のスーパーアスリートを育てる貴重な道標となることに違いない――。