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長谷部誠が待望のボランチ復帰?
「やっとだな」という監督との共感。
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph bySports Graphic Number
posted2016/02/16 18:10
「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。
ライバルはたくさんいる。
――しかも、今週末のケルン戦ではセンターバックのザンブラーノが出場停止となるため、これまでボランチを務めることも多かったルスがセンターバックに回る可能性も高いですが……。
「それもあると思います。でも、そのぶん、次の試合で(ボランチで)出られたとしても、1試合でも良いプレーをできなければすぐに……。ライバルはたくさんいますしね」
――長谷部選手にとっては大事な試合になるわけですが、気合を入れてやらないといけないなと意気込む感じですか?
「もちろん、それもあるけど……どちらかというと、楽しんでやりたいなという思いの方が強いです。感覚的には、やっぱりね。中盤が久しぶりに出来るかもしれないので。そういう気持ちはあります」
みんなにも『良かったな』と言われました(笑)。
――確かに気合を入れすぎたら、空回りしてしまうリスクもあります。その一方で、長谷部選手の存在証明のためにすごく大事な試合だから死ぬ気で頑張らないといけない。気持ちのコントロールが難しそうですが?
「確かにそれはあるかもしれないですけど、でも、これまでの経験からこういう状態で踏ん張りすぎても……。だから、良い意味で緊張感を持ちつつ、良い意味でリラックスするのが大事かなと思いますね」
――今までの経験が、良い意味で生きてくる試合になりそうですね。
「この試合でダメだったら、もう使われないだろうなという場面はいっぱいあったから。次の試合はそういう場面ではないかもしれないですけど、中盤に久しぶりに出ることで、それに近い形があるし。そういう意味では、(状況が)似ているかもしれないですね」
――ただ、サイドバックの選手を1月中に補強するというのは、メディアだけではなく長谷部選手も予想していなかったのでは?
「そうですね。みんなにも『良かったな』と言われました(笑)」
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