清水宏保の名言
金メダルを獲っても自分を極めたとは思えなかったんです。メダルや世界記録はあくまで過程であって、僕の目的は、人間の未知なる領域を探ることだということにはっきりと気がつきました。人間の本当の意味の限界を探ってみたい。
清水宏保(スピードスケート)
1998年の長野五輪で金と銀メダルを獲得。英雄誕生に沸き立つ周囲とは対照的に、「僕には金メダルはあまり意味のないものだということが分かりました」と本人は驚くほど冷静だった。清水は金メダルのためにスケートをしていたのではなく、あくまで自己追求の手段としてスケートがあったのだ。
Number542号(2002/01/31)
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