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U-22、最終予選に甲府・伊東純也を!
武器は「一人で完結できる」スピード。

posted2015/12/01 10:30

 
U-22、最終予選に甲府・伊東純也を!武器は「一人で完結できる」スピード。<Number Web> photograph by J.LEAGUE PHOTOS

甲府でも先発、サブ双方で使われどちらでも結果を残している伊東純也。

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佐藤俊

佐藤俊Shun Sato

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 U-22日本代表の平塚合宿は、最終日(11月26日)に湘南ベルマーレとの練習試合を戦い(1ー1)、4日間の合宿を終えた。

 今回の合宿は、25名の選手が集合したが来年1月に行なわれるリオ五輪最終予選に向けて、チームの戦術消化の徹底とお互いの意志疎通に主眼を置いたものだった。そして、もうひとつ大きなテーマが、最終予選でチームの戦力に成り得る選手がいるかどうかを見極めることである。

 果たして、そういう選手がいたのか。

 個人的に以前から「おもしろい」と思っており、今回初招集された伊東純也(ヴァンフォーレ甲府)は、大きな武器になるのではないだろうか。

 伊東は今シーズン、ルーキーとして神奈川大学からヴァンフォーレ甲府に加入した。スピードが持味で、スペースに出たボールをドリブルしてシュートに持ち込むのが得意、一人で完結できるタイプの選手だ。その能力が評価され、シーズン序盤こそサブからのスタートが多かったが、1stステージの後半からスタメンで出場するようになり、頭角を現していった。

 また、そのルックスから甲府では女性の人気が非常に高い。しかもファッションをバリバリに決めるスタイルではなく、ジャージでいることが多いので身近に感じられるそうだ。性格もスピードを武器にした力強いプレーとは異なり、普段はとらえどころがないふんわりした感じだが、そのギャップが女性ファンにはたまらないらしい。

 甲府では早くからエース候補だったが、U-22代表でも名前が上がっていた。実際、9月にJ3でU-22代表が軸になって構成されたU-22選抜が町田と戦った時、U-22選抜から打診があったがケガのために参加できなかったという。そういう経緯があったので、ノーマークからいきなり代表に入ってきたわけではないのだ。

ピッチで見るより、目の前で見ると大きく感じる。

 手倉森誠監督も初練習後、伊東への「期待」を口にした。

「ピッチで見るよりも目の前で見たら、大きさを感じるんだよね。そういう意味でも可能性を感じる。自分の特徴をどう活かすのかを考え、自分の活かされ方をみんなとすり合わせてもらえればと思います」

 伊東も静かに燃えていた。

「入れる年齢だったので、チャンスがあればと思っていました。(招集は)ようやく来たという感じです」

 ややうつむきながら話す言葉には、1年間J1でプレーしてきた自信が垣間見える。

【次ページ】 実は人見知りでインドア派な一面も。

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