濃度・オブ・ザ・リングBACK NUMBER
『THEイナズマ戦隊』上中丈弥が語る、
“いい大人”が格闘技をはじめる意味。
text by
橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byNorihiro Hashimoto
posted2014/12/14 10:40
上中丈弥(左)がヴォーカルをつとめる『THEイナズマ戦隊』は1997年に札幌にて結成された4人組ロックバンド。サービス精神豊かな“ロックンロール魂”を武器に、聴衆の「明日へのビタミン剤」となるライブパフォーマンスを披露し続けている。12/17にアルバム『17』をリリース。
格闘技は、大人の心にこそ“効く”。
おそらく、格闘技に限らずスポーツを習い始めることは“いい大人”ほど効き目がある。決まりきった日常にうんざりした自分、人生に上限が見えてきた自分を、スポーツが“ルーキー”にしてくれるのだ。
体力を取り戻す充実感、新しい技を覚える楽しさ、スパーリングで一本取った嬉しさと取られた悔しさ、違う職種の仲間ができること。それらすべてが、大人の心にこそ“効く”。上中の言葉を借りれば「心にきれいな水が流れていく感じ」だ。
「気持ちしだいで、いくつになってもフレッシュな自分を発見できるんですよね。いい大人こそジムに来てほしいですよ。ぜひ僕とスパーリングしましょう(笑)」