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上手くなければ、攻撃的になれない。
レアルがCLで示した“単純な真実”。 

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細江克弥

細江克弥Katsuya Hosoe

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posted2014/11/07 10:40

上手くなければ、攻撃的になれない。レアルがCLで示した“単純な真実”。<Number Web> photograph by AFLO

訪れたチャンスを確実に決め、CL4戦連続のゴールでレアル・マドリーのベスト16進出を決めたベンゼマ。「上手い」ということが、可能な戦術の幅を広げる。

レアルを「上手さ」で上回るチームはあるか?

 スペインではグアルディオラ時代のバルセロナと比較される今シーズンのレアル・マドリーだが、確かに「上手さ」で上回れる相手に対しては自分たちのイメージどおりのサッカーができるだろう。

 主にモドリッチとクロース、イスコが構成する中盤は非常にクリエイティブで変化に富み、ロナウドやハメス、マルセロやベンゼマの個の力を最大限に引き出している。この試合では1つのゴールしか奪うことができなかったが、内容を見ればそれが大きな問題ではないことが分かる。

 それよりも大きな問題は、彼らが相対的な「上手さ」で劣勢を強いられる相手に対峙した時、果たしてどのように対応するかということである。

 モドリッチとクロースが守備に追われた時、彼らはどんなオプションを示してその状況を打開するのか。そもそも、今季のチャンピオンズリーグにおいてレアル・マドリーを「上手さ」で上回れるチームはあるのか。

 頭に浮かぶ“候補”はごくわずかに限られているが、まさにその相手と向き合った時のリアクションこそが、レアル・マドリーが目指す前人未到の欧州連覇を占うポイントとなりそうだ。

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