ルイス・フィーゴの名言 

1995年からバルセロナでプレーし、中心選手として活躍したフィーゴが、宿敵レアル・マドリーに電撃移籍したのは2000年のことだった。サポーターは「裏切り者」と口汚く罵り、フィーゴがバルセロナ市内で経営していた日本食レストランのガラスは割られた。移籍後はじめてカンプノウで行なわれたクラシコでは10万人のバルササポーターが一斉にブーイングを浴びせた。「私は、カタルーニャで一番嫌われた人間だ。それは受け入れるつもりだ。バルサを出てマドリーに行ったんだ。人々が怒るのも当然だ」とフィーゴ。「しかしひとつ言えるのが、バルセロナではとても幸せだったということ。バルサのユニフォームを着てプレーしたことは、今も誇りに思っている」

Number863号(2014/10/16)