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「全英は2番アイアン」は本当なのか?
松山、石川が貫く定説破りの“信念”。 

text by

舩越園子

舩越園子Sonoko Funakoshi

PROFILE

photograph byJun Hiraoka

posted2014/07/17 11:25

「全英は2番アイアン」は本当なのか?松山、石川が貫く定説破りの“信念”。<Number Web> photograph by Jun Hiraoka

昨年の全英で6位と好成績を残した松山英樹。昨年の活躍もあって英国内では松山の評判が高まっており、パワーランキング(優勝予想)でも上位にランクインしている。

2010年大会でもドライバーで結果を出した石川。

 セント・アンドリュースで開催された2010年大会のとき、石川は全英用の武器として0番アイアンなるものを日本から携えてきたのだが、現地で練習ラウンドを重ねるうちに「全英なら低い球という固定概念を払拭してプレーしたい」と発言するようになっていった。そして、試合では大半のホールでドライバーを握り、日本と同じ高さの弾道でティショットを放った。定説に惑わされず、自分なりのスタイルで攻める石川の「我が道ゴルフ」の貫徹が、彼を27位へ導いた。

 リンクスでは、天候も風もクラブ選択も攻め方も、いろんなことがめまぐるしく変化する。その変化の中で、自分と自分のゴルフをいかに変えずに挑み続けられるかどうか。石川もまた、そんな戦い方、挑み方をしようとしている。

最後に頼れるものは、日頃から培ってきた自分。

 もちろん、拠り所となる自分のゴルフが高いレベルで戦える状態になければ、“定説破り”の意味はない。

「今の状態はショットもパットも去年より悪いけど、この1年間、練習してきたものはある。状態は良くないけど、成長はしている。それが出せるかどうか」と、日頃の積み重ねに望みをかける松山。

「練習をしっかりやり、やるべきことをやってきた。調子は悪くない。あとは、試合でどれだけ集中力を高められるか」と、やはり日常の努力を礎に戦おうとしている石川。

 最後に頼れるものは日頃から培ってきた自分。最大最強の武器は自分。そこに自信を抱き、定説にとらわれることなく我が道を行く彼らこそが、リンクスで最後の最後まで生き残るラスト・サバイバーになりそうな予感がする。

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