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大学ラグビーに舞い降りた美女。
山崎紘菜19歳、彼氏はラガーマン!?
text by
朴鐘泰Park Jong Tae
photograph byAsami Enomoto
posted2013/12/30 08:01
試合後のインタビューは、全部自分で質問を考えている。慣れないマイクの持ち方がむしろ見る者の心をくすぐる。
続けていたバレーで覚えているのは、チームの一体感。
――山崎さんのプロフィールを見ると、特技に「走り高跳び」とあります。陸上部だったんですね。
山崎 陸上は(東宝シンデレラの)オーディションを受けるまでの1年間くらいで、実はバレーボールのほうが長いんです。ポジションはずっとセンターでした。
――スポーツをやってて一番の思い出は?
山崎 4×400mリレーをするときに、あれってめっちゃしんどくて。1人で400m走って、最後の100mは本当に苦しいんですけど、頑張って走ってバトン渡したときに、気持ちまで一緒に渡せたというか。そういう瞬間はすごく覚えてます。
――バレー時代は?
山崎 部自体はあんまり強くなかったし、人数も少なかったんですけど、6人でプレーしていて、みんなの気持ちがつながる瞬間ってあるじゃないですか。仲間の考えてることが、言葉がなくてもわかる。その瞬間が一番好きで、やってて楽しかったし。
――チームスポーツの醍醐味ですね。
「中学生の頃は特に生意気だったんで」
山崎 ラグビーもそうだと思うんですけど、ラグビーを見てると、審判に突っかかったりとか、絶対ないじゃないですか。
――基本、ないですね。
山崎 そういうのも素晴らしいなって思いますね。他の競技、例えばサッカーだとよく見かけますよね。
――まあ、言う選手はバンバン言いますね。
山崎 ピッて笛が鳴ったらプレーを止めて、審判の指示に従って。とてもステキだと思います。
――山崎さんがバレーしてたときはどうだったんですか? 審判に文句は?
山崎 ……(笑)。
――言っちゃってたんですね。
山崎 結構言っちゃってましたね。「なんで? なんで?」みたいな(笑)。審判は生徒だったり、他の学校の先生だったりしましたけど、ジェスチャー込みでアピールしてました。中学生の頃は特に生意気だったんで。