マルコ・ファンバステンの名言
支配的なサッカーという一面だけを誇張してはいけない。90分支配することは誰にもできないんだ。試合には意図を持つことが必要だ。意図という旗印があってこそ、私たちは勝つことができる。
マルコ・ファンバステン(サッカー)
2013/07/26
2006年ドイツW杯のオランダ代表を指揮。チェコ、ルーマニアといった強豪と同居した予選グループ1を10勝2分けという圧倒的な成績で1位通過を果たしたファンバステン監督。彼は長年の経験で「敗者には何もない」ということを痛いほど知っていた。だからこそ「支配的なサッカー」というオランダの理想の実現と勝利には、「意図」が必要であると説いたのだ。
Number639号(2005/10/20)