ハーフナー・マイクの名言
もっと生意気に生まれたかった。
ハーフナー・マイク(サッカー)
2013/03/01
現在はオランダのフィテッセでプレーし、日本代表にも選ばれているハーフナー・マイク。顔立ちこそヨーロッパ系だが、日本生まれ、日本育ちの日本人である。英語もオランダ語も堪能だが、母国語は日本語。日本の文化や習慣が身体に染みついている。「日本では上下関係もあって、調子に乗ったら叩かれるじゃないですか。だからなるべく静かにしていたし、自分を出すにしても徐々に、徐々にと思っていた」と、日本人の美徳である“謙遜”や“遠慮”が先に立っていたと語る。だが、ヨーロッパでは日本人の美徳は“消極的”と受け止められる場合もある。監督に自分の起用法について疑問を呈しても、「自分を信じろ」の一点張りで丸め込まれたとため息をつく。「オランダに来てストライカーを見ると、クレイジーな部分を感じる。自分もそうならなきゃって思う」。
Number823号(2013/02/21)