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仙台への切ない想いをふっ切った!
中日・山崎武司が抱く“現役”の矜恃。 

text by

田口元義

田口元義Genki Taguchi

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photograph byNanae Suzuki

posted2012/05/29 10:31

仙台への切ない想いをふっ切った!中日・山崎武司が抱く“現役”の矜恃。<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

今季ここまで(5月27日現在)、32試合に出場して打率.256で本塁打はいまだ無しの山崎武司。仙台での対楽天戦では「力が入り過ぎたな」と語っている。

豪快なホームランこそが、ファンへの何よりの恩返し。

 とはいえ、そのような状況で交流戦が始まったのは、彼に気運が巡ってきたことを予兆しているようにすら感じられる。

 しかも、早い時期にKスタで楽天戦を迎え、気持ちを切り替えることができたのも大きい。交流戦では歴代3位(5月27日現在)の通算42本塁打を記録している山崎だけに、DHの試合があり出場機会が増えるこの期間は、復調の絶好のきっかけとなる。

「まだ山崎らしい当たりはないけど、まあ、ヒットはポツリポツリと出ているから」と、高木監督は山崎の今後を期待するコメントを残している。山崎本人も、徐々に手応えを掴み始めているようだ。

「バットは振れている傾向があるから、そろそろホームランも出そうな感じはする」

 山崎の代名詞でもある豪快なアーチ。それを積み重ねていくことこそ、自分を温かく迎え入れてくれた中日、そして今でも声援を送ってくれる楽天ファンへの何よりの恩返しとなる。

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