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“W杯絶望”で照射された、
ベッカムの影響力。
~スター選手がマネージャーへ!?~ 

text by

豊福晋

豊福晋Shin Toyofuku

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posted2010/04/13 06:00

“W杯絶望”で照射された、ベッカムの影響力。~スター選手がマネージャーへ!?~<Number Web> photograph by AFLO

3月14日キエーボ戦で負傷。手術は成功したが、医師は「W杯のチャンスはない」と語った

 デイビッド・ベッカムのアキレス腱断裂は、サッカー界だけでなく、世界中に大きな衝撃を与えた。

 英国の首相ゴードン・ブラウンは、負傷後すぐに「ベッカムはイングランドサッカーの親善大使。早く復帰してくれることを願っている」とメッセージを送り、ACミランのオーナーでイタリア首相でもあるシルビオ・ベルルスコーニも激励の言葉をかけている。

 ここ2年間、ベッカムはワールドカップ出場だけを見据えて準備してきた。所属するLAギャラクシーから、コンディショニングのためにミランへ異例の2季連続で短期レンタル移籍したのも、イングランド人として初のワールドカップ4大会連続出場のため。それだけに全治6カ月の負傷が呼んだ波紋は大きかった。

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