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ア・リーグMVPのハミルトンを阻む、
“デー・ゲーム”という鬼門。 

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菊地慶剛

菊地慶剛Yoshitaka Kikuchi

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photograph byGetty Images

posted2011/07/25 10:30

ア・リーグMVPのハミルトンを阻む、“デー・ゲーム”という鬼門。<Number Web> photograph by Getty Images

昨シーズンは首位打者となり、ア・リーグMVPに輝いたジョシュ・ハミルトン。苦手とするデー・ゲームでの打撃がチームの勝敗を左右する

コンタクトでもダメ。特別なサングラスで復活なるか?

 一方でハミルトンも状況打破に必死に取り組んでいる。6月下旬にはトレーナーやチーム医師と話し合った結果、色つきコンタクトの使用を試みた。だが眩しさは抑制できたものの、今度は立体感が弱まってしまい変化球にまったく対応できず、すぐにコンタクトの使用を断念している。

 ここまでのレンジャーズの成績はナイト・ゲームが39勝27敗に対し、デー・ゲームは16勝14敗。やはりハミルトンの不振が多少なりとも影響しているようだ。

「自分が打つことでチームの助けになることが分かっているだけに、今の状況にまったく満足していない。とにかく何とか解決策を見つけ出すよ」

 前半戦終盤はハミルトンをデー・ゲームに欠場させる策を講じたが、通常メジャーの場合シリーズの最終日は移動を考慮してデー・ゲームで行なうのが一般的。レンジャーズもまだまだ多くのデー・ゲームを抱えており、さらに2位エンゼルスとのゲーム差が緊迫しているだけに、少しでも白星を積み上げておきたいところ。やはりハミルトンの奮起に期待するしかない。

 昨年のデー・ゲームで使用していたサングラスを自宅で発見したというハミルトン。とりあえずはそれを使用してデー・ゲームに臨む予定だ。昨年は過去4年間でデー・ゲームの最高打率を残しているだけに、サングラス発見が起死回生となるのか。ハミルトンが壁を乗り越えた時こそ、レンジャーズの地区連覇がさらに現実味を増すのは間違いないだろう。

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