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メキシコW杯の「神の手」から25年、
今なお残る“悪人”マラドーナの爪痕。 

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山中忍

山中忍Shinobu Yamanaka

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posted2011/07/07 10:30

メキシコW杯の「神の手」から25年、今なお残る“悪人”マラドーナの爪痕。<Number Web> photograph by AFLO

あまりにも有名なメキシコワールドカップでの「神の手ゴール」。ゴールマウスを守っていたのは、今もイングランド代表最多出場記録を持つピーター・シルトン

マラドーナのユニフォームを見て何を思う……。

 試合当夜には、チームホテルで同室だった先輩格のピーター・リード(現4部プリマス監督)に、交換したユニフォームを見つかってどやされたというホッジだが、その後は「マラドーナのユニフォームを持つ男」がニックネームとなり、この夏には同名の自伝が改訂出版の運びだ。

 そして、青地に銀色の背番号「10」が光る問題のユニフォームは、今秋マンチェスターへ移転し来年早々にオープンするという『フットボール博物館』に展示されることが決まった。

 オークションにかければ3000万円近い値がつくと言われる、サッカー界の記念品として。

 イングランド人に、忘れたくても忘れられない不当なゴールと、忘れ難い出色のゴールを想起させる一品として。

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ディエゴ・マラドーナ

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