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F1日本GPプレビュー。
前戦2位のトヨタが初優勝なるか? 

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西山平夫

西山平夫Hirao Nishiyama

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photograph byHiroshi Kaneko

posted2009/10/02 11:30

F1日本GPプレビュー。前戦2位のトヨタが初優勝なるか?<Number Web> photograph by Hiroshi Kaneko

トゥルーリの風邪、トヨタのF1継続に関する噂などサーキット外での話題が多いトヨタだが……

アロンソがフェラーリへ。マッサが今季最終戦で復活する?

 ここで最新情報をひとつ!

 シンガポールGPの決勝後、ブラジル人ジャーナリストが「フィリペ(マッサ)は順調に回復してるよ。ゴーカートでの試走も終え、毎日2時間、18kmのランニングまでしているくらいだもの。この後すぐにパリでFIAドクターの診察を受け、最終戦のアブダビでカムバックするつもりらしい」と教えてくれた。

 ということで、マッサは来季も残留、ライコネンがアウト、フィジケラはサードドライバーということになった。このドライバーズ・シートの順列組み合わせ通りであれば、フェラーリ入りが確定したF・アロンソがエース・ドライバーとなり、アロンソのタニマチであるスペイン最大の金融グループ・サンタンデール銀行のバックアップで新生フェラーリが発進することになる。

ライコネンはマクラーレン。ロズベルグはブラウンGPか?

 では、ライコネンはどこへ行くのか? むろん古巣マクラーレンだろう。マクラーレンは来季ハミルトン+ロズベルグと伝えられていた。しかし、シンガポールGPレースウィークの金曜日だったか、FIA記者会見に登壇したハミルトン、ロズベルグらにある記者が「お互いがチームメイトになったとしたら?」と質問した時のこと。ハミルトンが「別に誰でも」とそっけなく応えるや、ロズベルグが即座に「ルイスはボクがチームメイトじゃないほうがいいようだ」と笑い飛ばしたのだ。ロズベルグはブラウンGP入りが有力とされているが、ウイリアムズがドイツの強力なスポンサーを取るためにロズベルグ+ハイドフェルドのドイツ2枚看板を考えているとも聞いている。

 ちなみにハイドフェルドとともにF1撤退を決めたBMWに別れを告げることになったクビカはルノー入りがほぼ確実。それもあってか、最近またクビカの粘走が見られるようになった。

 そして日本のホープ、中嶋一貴の去就だ。

 ウイリアムズ残留か、あるいはトヨタへ移籍かのいずれかに落ち着くだろう。去るも留まるも今の中嶋に必要なのは“まず1点”なのだが、鈴鹿サーキットは彼にとっては庭のようなものなのだから。必ずポイントを引っ提げてチェッカーを受ける! と信じている。

もしも鈴鹿が雨になったなら……ベッテルが優勝するかも。

 最後にもうひとつ面白い情報を。

 今年の鈴鹿は、金曜日が雨、土曜日が雨と曇り、日曜日が曇りのち晴れとの天気予報(9月30日現在)になっているのだ。

 もしも天気がズレ込んで決勝が雨にでもなれば……。

 いままでの予想はすべて水に流れ、勝つのは雨にめっぽう強いベッテルに! 来季はメルセデス・エンジンを得るレッドブル不動のエースが3年ぶりの鈴鹿を制することになるのかもしれない。

 対抗は策士アロンソ。

 大穴として、雨だとなぜか速い(上手いわけではないのだが)スーティルを挙げておこうかな……。

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