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J・バトンにのしかかる、
初戴冠のプレッシャー。
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![今宮純](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
今宮純Jun Imamiya
photograph byGetty Images
posted2009/10/15 06:00
![J・バトンにのしかかる、初戴冠のプレッシャー。<Number Web> photograph by Getty Images](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/350/img_b66f6aff015e2b3ca05b716276232c9222612.jpg)
勢いをすっかり失ったバトン。第7戦トルコGP以来、優勝しないままの戴冠となるのか
初タイトルを目前にしたドライバーが恐れるものは3つある。突然のマシントラブル、理不尽なペナルティ、そして自身のドライビングミスだ。これらの不安がプレッシャーを生む。
日本GPでチャンピオン決定戦を迎えたJ・バトンは8位(1点)がやっとだった。S・ベッテルがPPからトップをキープしたまま“完全試合”を決めたのに対し、バトンは著しく精彩を欠いた。予選で黄旗区間追い越しによりペナルティを科された彼の走りは、スピンだけはしないよう守りに徹したものであった。バトンはベッテルに敗れたというより「タイトルプレッシャー」に負けたのだ。
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