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【動画】「今だから言えますけど、最初は日本代表が…」島村春世が“世界一のクラブ”と対戦して気づいたこと「海外挑戦、これを逃したら後はない」《背中を押した荒木絵里香の言葉は?》
荒木絵里香さんとSVリーグで活躍する選手が対談するNumber Volleyball Night女子シリーズ。第8回のゲストはNECレッドロケッツ川崎のミドルブロッカー・島村春世選手です。
島村選手は、この4月、15シーズン在籍したレッドロケッツを退団し海外挑戦を表明しました。アクバシュ新監督率いる日本代表にも選出されるなど長年活躍をしていますが、荒木さんとは同じポジションで、リオデジャネイロ、東京と二度のオリンピックでも共にプレーしてきた間柄。冒頭の会話からも二人の親しい関係が伝わってきました。
「ジョンさん!!! ようこそ!」(荒木さん)
「ハグしたい! ハグしていいですか?」(島村選手)
ニックネームで自分をそう呼ぶ荒木さんに、まるで妹のように接する島村選手。対談はチャンピオンシップ決勝の悔しさがまだ残る今シーズンの振り返りから始まりました。
古賀紗理那さんや小島満菜美選手などキャリアのある選手が抜け、再構築から始まったチーム。島村選手自身も「ほんとに申し訳ない話なのですが、まさか決勝にいくとは……」と振り返るほど、シーズン序盤は不安も大きかったそうですが、1試合1試合成長していくのを実感していたとのこと。
レギュラーシーズンだけで44試合、そこにアジアクラブ選手権、世界クラブ選手権、黒鷲旗、さらにチャンピオンシップでの7戦が加わり全61試合。そのほぼ全戦に調子を維持しながら出場した秘訣を聞くと、背中や体幹を意識して鍛えるなど、試合に出続けるための体作りに取り組んだと言います。
荒木「当時、やばいメンバーだったのでは⁉」
2010年に入団し、15年在籍することとなったNECレッドロケッツとの出合いは、実は中学生の時。中学校の監督とレッドロケッツの吉川正博監督が知り合いだったことから練習に参加したそうです。それを聞いた荒木さんが「当時のレッドロケッツ、やばいメンバーだったのでは⁉」と、驚きを隠しませんでしたが、それが後々の入団に繋がっていったそうです。
バレーボール人生の転換期となったのはレッドロケッツでの3シーズン目。その前のシーズンで入れ替え戦を経験し、結果を出すことが求められる中、サマーリーグでMVPを取るなど活躍。「腹の決め方っていうのがなんとなく分かった」そうです。

そのシーズンが明けた2013年、日本代表に初選出され、15年のワールドカップで代表戦初出場。翌16年のリオオリンピックには荒木さんと共に出場しました。
そんな二人の思い出話は尽きないものの、気になるのは今後のこと。なぜ、今、33歳のタイミングで海外挑戦を決断したのかを尋ねると、今シーズンのクラブ選手権での手応えとコンディションの良さ、そして荒木さんのある言葉も背中を押してくれたと明かします(この対談から数日後、島村選手は韓国Vリーグのペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ入団を発表)。
インタビューは他にも、下記のような話で盛り上がりました。
- 島村選手の「荒木さん愛」と「ゲーム愛」とは?
- 無名だった? 小学校、中学校時代を振り返る
- 知る人ぞ知る「そっくり5人きょうだい」の話
- 日本代表初選出「今だから言えますけど、最初はネガティブ」だった理由
- リオオリンピック後の不調とは?「心と体がマッチしていなかった」
荒木さんの「いいも悪いも共有してきたので、いっぱいお話を聞けたら…」という言葉通り、盛りだくさんな内容となりました。
「やっぱりバレーボールが好きなんです」
そう言い切った島村選手の笑顔、観ている側も前向きな気持ちになれる1時間のトーク、どうぞフルバージョンでお楽しみください。
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荒木絵里香(あらきえりか)
1984年8月3日、岡山県出身。2003年、下北沢成徳高から東レ入団。その後埼玉上尾、トヨタ車体所属。08-09年は伊でプレー。北京、ロンドン、リオ、東京の五輪4大会出場。14年長女出産。21年9月引退。現在はクインシーズ刈谷のチームコーディネーター。
島村春世(しまむらはるよ)
1992年3月4日生、神奈川県出身。2010年川崎市立橘高校卒業後、NECレッドロケッツ入団。13年日本代表に初選出され、5月モントルーバレーマスターズに出場、10月第1回世界U23女子バレーボール選手権で銅メダル獲得。15年ワールドカップでA代表デビュー。五輪は16年リオデジャネイロ大会、21年東京大会に出場。24年11月、リーグ通算300試合出場を達成。24年4月、15シーズン在籍したNECレッドロケッツ川崎を退団、5月、韓国Vリーグのペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ入団を発表。ミドルブロッカー。182cm
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※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

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