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【動画】「人生で一番“打たされている”感覚です」エバデダン ラリーが語る大阪ブルテオンの変化と“新セッター”ブリザールの凄み「…だからミドルは面白い」《福澤達哉との対談》

2025/11/21

 福澤達哉さんが現役バレーボール選手の本音を引き出す動画シリーズ「Number Volleyball Night」。第17回に登場したのは、日本代表でも活躍、SVリーグでは今季7勝1敗(収録時5勝1敗)と勢いに乗る大阪ブルテオンのミドルブロッカー、エバデダン ラリー選手です。

 福澤達哉さんが「今シーズン、個人としてはどう?」と切り込むと、ラリー選手は迷いなくこう答えました。

「まず、セッターが変わったことが大きい」

 話題は自然と今季の新戦力であるフランス代表のセッター、アントワーヌ・ブリザール選手へと移っていきます。

OSAKA BLUTEON
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「彼のトスは誰が見てもトリッキーで、しかもピンポイント。自分はついていくのに精一杯な部分もあります」と語るラリー選手に、福澤さんも「解説をしていても、あのトスは本当にすごいと思う」とうなずきます。

 そしてラリー選手は、ブリザール選手の“異次元ぶり”をこう表現しました。

「セットアップの瞬間、毎回、目が合うんです。“お前に上げるぞ”って言われているみたいで、全力で入らざるを得ない。彼はボールじゃなく、ずっとミドルを見ている。バレーボール人生で、一番“打たされている”感覚ですね」

 それを聞いた福澤さんが思わず本音を漏らします。「うらやましいな……」。

 福澤さんがパリ・バレー時代に、練習場で目撃したブリザール選手の“凄み”について語る場面もあり、トーク前半は終始、トップセッターの奥深い技術に迫る内容に。
 好調ブルテオンを支える知られざる連携、その核心が垣間見えました。

OSAKA BLUTEON
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 その後、トーマス・サムエルボ新監督に教わったブロックのステップについての話では、身振り手振りを交えて、「基礎中の基礎ですが僕にとっては新しいこと」を教えてくれました。

 昨シーズンは、1セットあたりのブロック決定本数でリーグ3位(0・57本)、ミドルブロッカーのベスト6にも入ったラリー選手のブロックへのこだわりも聞くことができました。

 そして、ミドルの面白さはどこにあるのかと福澤さんが聞くと「たくさんあります」と答えたラリー選手。それが何なのかはぜひ動画で確認してください。

OSAKA BLUTEON
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 動画では他にも、

  • 今年の日本代表活動に「どういう面構えで行こうと思ったか」
  • 自分の強みをどう捉えているのか?
  • ライバルの存在
  • バレーボールとの出会いはいつ?

など、多岐にわたって話しています。またファンからの質問コーナーでは、以下の質問に笑顔で答えてくれています。

  • 人生で一番嬉しかった試合、悔しかった試合
  • 世界で一番ブロックがうまいと思う選手は?
  • ドレッドとふわふわヘア、どちらが好きですか?
  • 密かな「西トレ」について

「新しい刺激だらけで面白い!」というラリー選手につられて、こちらもワクワクしてくる1時間のトーク。ぜひフルバージョンでお楽しみください。

※配信画面は、NumberPREMIERにご入会いただき、ログインをしていただくと本ページ上部に表示されます。一部をYouTubeでも一般公開しますが、フルバージョンを見られるのはNumberPREMIERだけ!月額プランは初月半額650円で他の動画も見放題、記事も読み放題です。

 

福澤達哉(ふくざわ たつや)

1986年、京都府生まれ。中央大1年時に代表デビュー。09年、パナソニック内定選手としてV・プレミアリーグ新人賞を獲得。同年代表でもアジア選手権のMVPを受賞。15年から日本を離れ、ブラジル、フランスでもプレー。日本代表では08年、北京五輪出場。21年に引退後、パナソニックグループで広報。

エバデダン ラリー アイケー

2000年生、岐阜県出身。松本国際高校時には3年連続で春高バレーに出場。筑波大3年時にパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)に加入し、22年1月にリーグデビュー。同年に日本代表初選出。195㎝、90㎏

 

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※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by OSAKA BLUTEON( Larry)/Bungeishunju(Fukuzawa)

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