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【動画】「56分30秒台を目指したい」駒大・伊藤蒼唯が語った“箱根駅伝6区区間新”へのロードマップと3年目の自覚《徹底解剖:駒澤大学2024②》

2024/09/19
2025年1月2、3日に開催される第101回箱根駅伝。そこに出場し、上位争いをすると見込まれる大学を動画で取材、独自の視点で深堀りしていく「徹底解剖」シリーズ。その第2弾は就任2年目の藤田敦史監督が率いる駒澤大学です。大好評の第1弾・藤田敦史監督に続いて話を聞いたのは、1年時に箱根駅伝・6区で区間賞を獲得して優勝に貢献した伊藤蒼唯選手。主力として期待される上級生となり変わったもの、今後目指す理想像について聞きました。

「今年の夏合宿消化率はここまで、1年生のとき以来100%です。去年に比べるとかなり手応えがあります」

 そう語る伊藤は、昨年度は細かいけがに苦しみ、練習を継続できていませんでした。今年は箱根駅伝後から練習がしっかりと積めており、その積み重ねが夏合宿にもつながっていると充実の表情を見せます。

 普段は大八木弘明監督率いる「Ggoat」(旧Sチーム)で練習をしている主将の篠原倖太朗が、チーム全体の夏合宿に合流したことも大きな刺激になりました。

「前半シーズンはトラックであまり良い結果を出せず、タイムを求めるには質、量ともに上げていかないといけないと思っていました。篠原さんが合流してくれたことで、篠原さんの練習にチャレンジする合宿になり、うまくこなせたと思っています」

第99回箱根駅伝で6区を走り、区間賞を獲得した伊藤 ©️Nanae Suzuki
第99回箱根駅伝で6区を走り、区間賞を獲得した伊藤 ©️Nanae Suzuki

 1年時に箱根駅伝6区を走り、区間賞を獲得した伊藤。昨年は11月にインフルエンザにかかり、その後の練習が充分積めなかったという理由もあり、6区を走ったのは同級生の帰山侑大選手でした。また6区を走ってみたいかと聞くと、力強い言葉が返ってきました。

「もともと下りは得意だったんですが、6区は最初の5kmが上りで、その部分はそんなに得意じゃないなと感じていました。でも今回の夏合宿で上りがうまく走れるという自信がつきました。もう1回走って、全部がうまくいったら56分台は出せる、30秒台を目指せるなと感じています」

 現在の区間記録は、第96回大会で東海大の館澤亨次(現・DeNAアスレティックスエリート)が記録した57分17秒。前人未到の記録をさらに上回れるとの言葉に、聞き手としては驚きを隠せませんでした。

 また、夏の期間アメリカでの合宿で力をつけている同級生の佐藤圭汰についても話を向けると、頼もしい言葉が返ってきました。こちらはぜひ、動画本編で確認してみてください。

 動画では他にも以下のようなことを聞いています。

・同級生・山川拓馬の存在「あいつは強い」
・主将・篠原に見た「チームの先頭に立つ姿勢」
・気になるルーキーの名前
・第100回箱根駅伝、走れなかった悔しさと負けた悔しさ
・駅伝シーズンの目標

 これからの駒澤大学をリードする存在となることは間違いない伊藤。彼の現在地がわかるインタビューとなっています。またこの「徹底解剖:駒澤大学2024シリーズ」では山川拓馬選手の動画も近日中に公開を予定しています。

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photograph by Shunsuke Mizukami

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