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「騎乗が怖い時期も…」今村聖奈が石川佳純に明かすオークス歴史的勝利から2年前の大きな挫折とは「スタート遅れて『なにしてんねん!』って」《対談連載》
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石川 今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。実は私、コロナ禍で試合が一切なくなってしまった頃、競馬を見るのが唯一の楽しみだったんです。
今村 そうだったんですか? 嬉しいです。でも、ちょっと意外な気もします。
石川 当時は東京オリンピックが延期になって、練習も試合も制限されていた時期でした。そんな時、競馬のメインレースが始まる日曜の15時40分に、コーチたちとテレビの前に集まって夢中で応援していたんですよ。なので今日はお会いできるのを本当に楽しみにしていました。
今村 そうだったんですね。今日は私も石川さんにお目にかかれて光栄です。よろしくお願いします。
石川 まずは改めて、クラシックレース初騎乗となった5月のオークスでの優勝おめでとうございます。JRA所属の女性騎手として初のGI制覇という歴史的快挙でしたね。
今村 ありがとうございます。私自身、GI挑戦は3回目だったんですが、レース前は不安と期待が入り混じった状態だったんです。
石川 それはどうして?
今村 まず東京競馬場で勝ったことがなかったんです。しかも府中の2400mのコースも未経験で。でも、馬も生き物なので何が起こるか予測はつかない、やってみないとわからないと自分に言い聞かせて……。とはいえ今回は前哨戦の内容も良かったので「もしかしたらチャンスがあるかも、これで人生が劇的に変わるかもしれない」という気持ちもある中でレースを迎えました。
残り400mで「5着あるかも」だった。
石川 最後は見事に差し切って1着となりましたが、どの瞬間にいけると確信したんですか?
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