徹底解剖の3本目には、エースとして期待される桑田駿介が登場。今シーズンから正式にGgoatのメンバーとなり、レベルの高い練習を積んでいる。ロードでの活躍の一方、トラックでは爆発しきれない状況をどう考えているのか。そしてライバルやともにエースと期待される同級生の谷中晴の存在とは。今後の目標とあわせて語ってもらった。<藤田敦史監督、村上響のインタビューは公開中。谷中晴、鈴木大翔の動画インタビューも近日中に公開予定です>
「倉敷高校の頃から大学と変わらないぐらい距離は踏んでいたので、その点で距離に関して不安がないのはやっぱり大きいのかと思います」
藤田敦史監督は、桑田のことを「練習で外したところを見たことがない」「本当に体が丈夫で、練習を継続できる選手」と絶賛していた。その要因はどこにあるのか。本人に理由を聞いてみると、冒頭のような言葉が返ってきた。
練習を継続できているからこそ、これまで特にロードで目覚ましい結果を残してきた。

昨年11月の上尾ハーフでは1時間00分48秒で2位に入り、ニューヨークシティハーフマラソンの出走権を獲得。箱根駅伝ではエースが集う2区を走り1時間6分19秒で区間8位。そして3月15日のNYCハーフでは、アップダウンのある難コースで1時間0分13秒と日本歴代6位のタイムをたたき出した。
「もともとアップダウンがあった方が自分の中で走りやすいという感覚はありました。最初から速いペースで入って、そこで耐えられた分、後半遅れてしまったのが悔しいんですが、最初速かった分いいタイムにはつながったのかなと思います」
トラックで力を出しきれていない要因は?
10kmの通過は28分を「少し切るぐらい」の27分台で、この好結果には「自信になりました」と口にする。しかしそのスピードを持ちながら、春先からトラックでは爆発しきれていない印象だ。5月の関東インカレ10000mでも28分07秒63と自己ベストは更新したものの、9位で惜しくも入賞を逃している。

このレースでの日本人トップは、創価大学の小池莉希で27分52秒43。27分台が狙えたレースだったにもかかわらず出せなかったことに「やっぱりまだまだ甘い部分があったり、課題が残るレースにはなりました」と話す。藤田監督も桑田については、27分30秒台を出す力があると見ている。
それがうまくいかなかった自分なりの分析、そしてそれをどう克服していこうかという展望に関しては動画インタビューでじっくり語ってくれている。
負けたくないし、もっと近づきたい
動画ではほかにも、以下の話題を話している。
- 「負けたくない」「もっと近づきたい」気になる選手は?
- 高校時代の恩師・新先生の教え
- 桑田が考える「駒澤のエース」とは?
- ダブルエースと期待される谷中への思い
- 次の箱根駅伝2区で狙うべきタイム
- 息抜きの時間は何をしている?
高い実力を持ち、まだまだ伸び代を感じさせる桑田。上級生となり、自分のペースは崩さずに、それでもエースの自覚を持って臨む駅伝シーズンにはさらなる活躍が期待できそうだ。動画インタビュー、ぜひご覧ください。(8月7日取材)
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