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「“捨てボール”になる回数が…」伊東純也が中田英寿に語ったブラジル戦・後半の真実「純也自身にはどんな“個の力”が必要だと思う?」《スペシャル対談》

2026/07/23
20年前も、そして今回もセレソンに阻まれた。日本代表が目指した「最高の景色」へと辿り着くためには一体何が必要なのか―。元司令塔と現代の快足アタッカーが語り合った。(原題:[スペシャル対談]中田英寿×伊東純也「ブラジルの先にある景色。」)

伊東 初めまして。よろしくお願いします。

中田 映像で見るより、背が高いんですね。

伊東 いや、たぶん靴のせいです(笑)。

――お二人の共通点のひとつが、元ベルマーレ平塚強化部の森淳さん(現ヴァンフォーレ甲府フットボール部部長)にスカウトされてプロ入りしていることです。

伊東 森さんが熱心に大学まで来てくれて。プロ1年目が甲府だったので、ヒデさんに関するお話もたくさん聞いていました。

中田 甲府は僕の地元ですからね。

伊東 野菜を食べないという逸話が知られていますけど、今でもそうですか?

中田 食べないというより、食べられないんです。

伊東 僕もプロになるまでは、野菜を全然食べなくて。大学生の頃まで「あの中田英寿さんが食べてないんだから、大丈夫だろ」と言い張ってました(笑)。

伊東「よく走り方が変だって言われます」

――もうひとつの共通点が、W杯のチュニジア戦の得点者であることです。中田さんは伊東選手のプレーを、どうご覧になっていましたか。

中田 純也は速くなさそうに見えて、速い。普通、スピードのある選手は「速そう」って走り方なんですけど、純也の場合はそう見えない。

伊東 よく「走り方が変だ」って言われます(笑)。昔から、走りのフォームがあまり綺麗じゃないんですよね。

中田 “パタパタ”走っているようでいながら、一瞬で急加速できる。見た目とスピードのギャップにびっくりするんです。

伊東 長いスプリントよりは、一瞬のスピードのほうが速いかもしれないですね。それと、ボールを持った時の速さは自分の武器だと思っています。

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photograph by Takuya Sugiyama

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