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[ターフインタビュー]今村聖奈「身近なチャンスをものにしたい」

2022/10/21
左から今村聖奈騎手、松﨑涼佳アナウンサー
女性の新人騎手の最多勝利記録を更新し、ルーキー重賞初騎乗初制覇を果たすなど、デビュー以来活躍を続ける今村聖奈騎手。フジテレビ系スポーツニュース番組『S-PARK』のフィールドキャスターを務める松﨑涼佳アナウンサーが彼女の熱い想いを聞いた。

 今年3月にデビューした18歳の今村聖奈騎手。JRAで10人目の女性ジョッキーとして注目を集める中、デビュー2週目の3月13日に初勝利を挙げると、8月には地方競馬と併せて31勝に到達し、GIへの騎乗が可能となる条件を満たした。その後も勝ち星を重ね、藤田菜七子騎手が記録した女性騎手の年間最多勝記録43勝をも上回る勢いである。

 スポーツニュース番組『S-PARK』(フジテレビ系、毎週土曜24時35分~、日曜23時15分~)でフィールドキャスターを務める、こちらもルーキーの松﨑涼佳アナウンサーが、デビュー初勝利を飾った仁川で今村騎手の想いに迫った。

――ここ阪神競馬場は、今年3月に今村騎手がデビュー17戦目にして初勝利を飾った思い出の地ですね。

「実は久しぶりに阪神競馬場に来たんですが、やっぱり広いですね。競馬のない日にも、こうしてたくさんの人が馬場の整備をしてくださっていますが、私たちジョッキーが常にいい状態の馬場でレースができるのは、そういった方々のおかげだとあらためて感じています。阪神での一番の思い出は、やはり(自厩舎の)ブラビオに騎乗してプロ初勝利を挙げたレースです。先頭でゴールを駆け抜けたときは、今まで感じたことのないうれしさがこみ上げてきましたし、周りの方にもたくさんお祝いしていただいたことを鮮明に覚えています。あの勝利があったからこその今だと思っています」」

――デビューから4カ月後の7月3日には、テイエムスパーダでGIIIのCBC賞で勝利し、重賞を初制覇しました。

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photograph by Kiyoaki Sasahara

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