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「波に乗るってそもそもどんな感覚?」石川佳純の“素朴な質問”に東京五輪銅メダル・都筑有夢路は何と答えたのか「事前に海中の地形を調べているんです」《対談連載》

2025/08/28
今回のゲストは東京五輪で銅メダルを獲得し、世界を転戦しているサーフィンの都筑有夢路選手。波や風といった自然を相手にする競技ならではの独特な練習法や試合での駆け引きがあるようで……。スペシャルな読者プレゼントもご用意しました。応募と詳細はこちらから。(原題:[石川佳純のあなたに会いたい]都筑有夢路 永遠に波に乗っていたいくらい楽しい(連載06))

石川 オーストラリアの大会から帰国されたばかりだそうですね。

都筑 昨日の夜に帰国しました。でも明後日には南アフリカへ出発するんです。

石川 そんなハードなスケジュールの中、ありがとうございます。

都筑 私も石川さんにお会いするのを楽しみにしていました。

石川 都筑さんはいま24歳。銅メダルを獲得した東京五輪のときはまだ20歳でした! はじめてオリンピックに出場されたときはどんなことを感じましたか。

都筑 最初はワクワク感が強かったんですけど、当時はコロナ禍で無観客でしたので、少し寂しさもありました。日本での開催で、いつも練習している千葉の釣ヶ崎海岸が会場ということもあり、普段通りにやれたことがメダルに繋がったのかなと思います。

石川 3位決定戦は波の条件もあまりよくない中でのメダルを懸けた戦いでしたが、堂々のライディングを見せていましたね。

都筑 あの勝利はすごく自信になりましたし、これから成長する自分をもっと見せていきたいという意欲も掻き立てられました。

石川 そもそもサーフィンを始めようと思われたきっかけは?

都筑 実は幼い頃はクラシックバレエを習っていたんです。4歳から小学5年生くらいまで。でも、どこかやらされている感覚があったので、母に相談したところ「やめてもいいけど、他に何かやってみたら?」と言われて。そこで先にサーフィンをしていた兄の影響で始めることになったんです。

KYODO
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石川 地元は神奈川県の藤沢ですよね。小さい頃から湘南の海にはよく遊びに?

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photograph by KYODO / Wataru Sato

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