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「選手は感覚だけで飛ぶタイプと…」日本飛込界初のメダル・玉井陸斗が明かす“必殺技の舞台裏”と楽しい大学生活「男ばかり8人で集まったり」《石川佳純の対談連載》
石川 玉井選手とは2021年の東京オリンピックの閉会式でいろいろとお話ししたんですけど、覚えてますか?
玉井 一緒に写真を撮りましたよね。
石川 あれから4年経ちますが、雰囲気がすっかり大人っぽくなりましたね。
玉井 東京オリンピックに出場したときは中学3年生で14歳でした。
石川 当時は中学生だったんですね。そして昨年のパリでは日本飛び込み界初の銀メダル獲得! オリンピック後は声を掛けられることも多くなったんじゃないですか?
玉井 大学に入って「あ、メダリストだ!」みたいな感じでよく声はかけられますけど、普通に練習しているとあまりメダルを獲ったことを実感しないんですよ(笑)。ただ、家の机の上にメダルを飾っていて、たまに触って重みを感じることはあります。
石川 私は絶対なくしちゃいけないと思って、オリンピックのメダルは棚にしまってるんですよ。でもたまに取り出して「あのときはこんなことがあったな……」って思い出したりします。玉井選手は17歳で悲願のメダルを手にしましたが、シニアデビューした'19年の日本室内選手権のときはまだ12歳で中学1年生。この大会で史上最年少優勝を果たして一気に注目を集めましたね。
玉井 優勝を目指して出ていたわけではなく、どこまで通用するのか、力試しするくらいの気持ちで臨んでいたので、優勝できて自分自身でもびっくりしました。

石川 パリでも男子高飛込の出場選手のなかで最年少でしたよね。海外の年上のライバルたちと激しく競い合いながらも、お互いの健闘を称え合う姿が印象的でした。
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