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「甲子園でプレーして…」“センバツ優勝”横浜高校・織田翔希がこだわる投球フォームと“真っすぐに見据えた瞳”《春夏連覇で「松坂大輔世代」再現へ》

2025/05/14

「入った時は、家族と離れて過ごすという不安だったり、先輩たちのプレーを見て『大丈夫かな、ついていけるかな』という気持ちが大きかったです」

 始業式を終えたばかりの高校2年生は、1年前のことを少し懐かしそうに振り返った。1年で身長は4cm伸び、体重は10kgも増えた。何より、グラウンドで過ごした時間とマウンドで得た経験が、織田翔希を入学した頃とは異なる投手へと成長させたのだろう。

 春のセンバツでは全5試合で先発を任され、同校19年ぶりとなる甲子園優勝の一翼を担った。長い腕を鞭のようにしならせて放たれる剛球は勢いよくミットに突き刺さり、152kmの球速表示に聖地の観衆はどよめいた。だが、織田はそれを気にも留めなかった。

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photograph by Yuki Suenaga

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