4月に娘が生まれた大谷翔平は「幸せな寝不足」とコメント。では、先輩パパたちは生活リズムの変化にいかに対応し、野球と子育てを両立しているのか、クラブハウスで聞いた。(原題:[コラム(1)]ドジャースナインのリアルなパパ事情)
「あ、今年もやるんだ」
7月6日、ドジャースタジアムのクラブハウスへと続く通路。トロフィーや歴代の名選手らの写真が並ぶ、ドジャーブルーがメインの装飾の中で、ひときわ目を引くピンク色のバルーンアートが準備されていた。
「Daddy Daughter Dance 2025」
選手が着替えもするロッカールームは、普段は選手の息子たちしか入れないが、この日は特別に娘も入って父親と過ごすことができる。ドジャースが昨年から始めた企画で、今年はデーゲームの後にダンスパーティーが開かれた。ヘアメイクブースが設置され、試合の間におめかししたガールズが、思い思いのドレスを纏い、特設されたピンクのダンスフロアで楽しそうに踊る。でも、誰が一番楽しそうかと言えば、パパ=選手たちである。
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photograph by AFLO
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