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《石川佳純の対談連載》「試合中も話しかけて相手に嫌がられる」柔道金メダル・角田夏実が“同級生”に語った「無意識と技」「デュエットで『天城越え』」

石川 今日は同じ32歳、同級生対談ということで楽しみにしていました。まずは2月のグランドスラム・バクー大会の優勝おめでとうございます。パリオリンピック以来の復帰戦でオール一本勝ちはすごいです!
角田 ありがとうございます。でも動き自体はあまり良くなかったので、内容的には納得していないんですよ。それでも何とか結果がついてきてくれてよかったです。
石川 昨夏のパリオリンピックの後、テレビやイベントにも出演して多忙だったと思いますが、その中で調整していたんですか。
角田 実は膝の怪我で去年の12月頃まで柔道はできていなかったんです。でも代わりに朝や夜のトレーニングでしっかりと身体を動かすことができていました。
石川 パリで柔道女子48kg級金メダル、団体戦の銀メダルを獲得されてからもう半年以上。時間が経つのって早いですよね。
角田 最近はこれからの人生をどうしようという悩みもあって……(笑)。
石川 この年齢になると嫌でもそういう問題に向きあいますよね。そのあたりのお話は後ほどじっくり伺うとして(笑)。実は私、パリの選手村で角田さんを見かけたんですよ。試合前日だったので全身から緊張感が伝わってきましたし、自分がオリンピックに出たときのことを思い出したりしました。柔道だけでなく、日本選手団の第1号、それに夏季オリンピック通算500個目の金メダルがかかっていたので、きっと相当プレッシャーも感じていたでしょう。試合前夜はぐっすり眠れましたか?
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