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「あの経験は絶対に忘れてはいけない」高梨沙羅が語った北京五輪の“失格”、石川佳純が明かした「初めて卓球を辞めたいと思った時期」《対談連載》

2025/05/22
石川佳純の新連載「あなたに会いたい」。第3回のゲストは高梨沙羅
連載第3回のゲストは石川さんと同じく五輪に3度出場し、日本のスキージャンプ界を長年牽引してきた高梨沙羅選手! 諦めないメンタルの大事さや、経験を積むことで変化する競技への想いなど、共感し合える話題で盛り上がりました。スペシャルな読者プレゼントもご用意しました。応募と詳細はこちらから。(原題:[石川佳純のあなたに会いたい]高梨沙羅「観客を沸かせるジャンプを見せたい」)

石川 まずは2024-'25シーズンもお疲れさまでした。長い戦いだったと思いますが、どんなシーズンになりましたか?

高梨 今季から着地の際のテレマーク姿勢が重視される採点方法にかわって、最初の頃は本当に点数(飛型点)が出なかったんです。そこを鍛え直していこうという課題を抱えながら挑んでいましたが、後半になって徐々に点数も出始めてきました。ようやく形になっているという感覚もつかめてきたので、それは新シーズンでも引き続きフォーカスしていきたいと感じています。

石川 シーズンを終えて帰国した後は束の間のオフですね。日本ではどんなふうに過ごされていますか。

高梨 帰国直後はスポンサーの方々へご挨拶をして、その後は温泉に出かけました。日本に帰ってくるとどうしても温泉に行きたくなるんですよ。あとは友人と食事に出かけたり……心身ともにリフレッシュした時間を過ごせています。

石川 日本に帰ってきたら必ず食べるものはありますか?

高梨 炭水化物系の食事が好きなのでお蕎麦やご飯系をよく食べますね。シーズン中は体重が軽くなりすぎると規定で失格になることもあるので、たくさん食べることを意識しながらバランスも気を付けています。

石川「いつか写真展を開催してほしいです」

石川 今はスロベニアを拠点に試合を転戦されているんですよね。

高梨 今年でもう5年になりました。

石川 海外生活も長くなり、さすがにもう不便さを感じることはありませんか?

高梨 だいぶ慣れましたね。向こうでは運転もしています。車がないと生活できないくらいの田舎の方に住んでいるんですよ。炊飯器とたくさんのお米も日本から持参して、大好きな白いご飯を食べています。

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photograph by Wataru Sato

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