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《パリ五輪を彩るスーパースター》見逃せない“超人”17人を一挙紹介! レブロン・ジェームズ、キプチョゲ、リネールほか

2024/07/28
レブロン・ジェームズ(左)。愛称はキング・ジェームズ。息子のブロニーも来季から同じレイカーズに所属/ステファン・カリー。ウォリアーズに所属する世界一のシューター。1シーズンでの3P成功数402はNBA記録
バスケの「ドリームチーム」をはじめ、世界のトップアスリートが一堂に会する4年に一度の祭典。時差があろうが、睡眠時間を削ってでも観戦するべき私たちを魅了する超人たちをここに紹介しよう。(原題:[花の都に大集結]見逃せない17人のスーパースター列伝 レブロン・ジェームズ/キプチョゲ/リネールほか)

カリー36歳、ジェームズ39歳。共演を目に焼きつけたい。

 アメリカで「ドリームチーム」が初めて結成されたのは1992年のバルセロナ五輪のこと。マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、ラリー・バードといったレジェンドが顔を揃えたあの時の熱狂は忘れがたいが、今回もアメリカはパリにスター軍団を送り込む。

 12人の選手たちは、いずれも昨季、チームの中心として活躍したスターばかり。そのなかでも、ステファン・カリーレブロン・ジェームズのふたりは世界の「顔」と言っていいだろう。両者ともにNBA王者に輝くこと4度。個人的には、2010年代のNBAは、ジョーダンがプレーしていた1990年代に匹敵する絢爛さを誇っていたと思うが、その渦の中心にふたりはいた。カリーはスリーポイントシュートの正確性で世界を魅了し、レブロンは巨漢のオールラウンダーとしてバスケットボール選手の概念を変えた。

 現在、カリーが36歳、レブロンが39歳だということを考えると、同じチームでプレーするのはパリが最後になるかもしれず、ふたりの共演を目に焼きつけたい。

 そしてバスケットボールといえば、前回の東京大会で日本の女子代表が銀メダルを獲得し、大いに盛り上がった。決勝で日本の前に立ちはだかったのがやっぱりアメリカ。前回の決勝で顔を合わせた日米両国が、なんとグループステージの初戦で対戦することになった。

 金メダル大本命のアメリカの主力のひとりが、29歳のブリアナ・スチュアート。身長193cmで日本だったら間違いなくセンターだが、彼女はスリーポイントシュートも打てるフォワード。日本がもっとも対処しづらい相手だ。さて、3年越しの再戦、どんな試合になるだろうか。

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photograph by Getty Images

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