'10年にドイツでカメラマンとしてキャリアをスタートした僕は、'14年から4年間、フランクフルトを拠点に活動していました。それもあって、アイントラハト・フランクフルトの撮影機会は多く、特別な思いを抱きながら長谷部選手の活躍を写真に収めていたように思います。僕自身は'18年夏に本帰国しましたが、今年5月、その長谷部選手の引退試合のために日本からフランクフルトに飛んで行くことを決めました。
試合が終わり、その後に行われた囲み取材に僕も居合わせましたが、そこで長谷部選手が「印象深い試合」として振り返ったのが'18年のDFBポカール決勝でした。その試合は、僕にとっては日本への本帰国直前にドイツで撮影した最後の試合。そして同時に、記憶に残る写真を撮ることができた一戦と言えるかもしれません。
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photograph by Itaru Chiba