百田尚樹さんの本は『地上最強の男~世界ヘビー級チャンピオン列伝』に続いて2作目の紹介となります。古代から現代までの日本通史である『日本国紀』。巻末におびただしいほどの参考文献が紹介されていて、人種差別や政治など当時の社会背景を映した『地上最強の男』でも感じたことですが、仮説に説得力を持たせていく“百田イズム”を感じることができる読み応えのある一冊でした。
古代中国の『魏志』「倭人伝」には邪馬台国の卑弥呼が魏に朝貢したことが記されるなど、その頃から日本は中国の文化や宗教などに多分に影響を受けてきたことがうかがえます。
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