天台宗の僧侶、故・酒井雄哉大阿闍梨を描いた『超人の教え』(中尾清光著)を以前、紹介させていただきましたが、今回は大阿闍梨の言葉が一人称でつづられた『一日一生』です。
タイトルのとおり、一日を一生のように過ごす大切さを説いています。草履を一日で履きつぶして次の日に新しいものを履いていくことで、大阿闍梨は自分と草履を重ね合わせます。その日を一生懸命に生きていけば、また翌日は新しい気持ちになっていろんなものと出会うことができる、と。たとえその日失敗したとしても次の日に引きずる必要はまったくないのだと教えてくれます。
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