1980年代のボクシング界においてマイク・タイソンの登場は、あまりにセンセーショナルでした。モハメド・アリを真似して技術に走るボクサーがやたらと増えたなか、体は小さいながらも頭を振りながら相手のパンチをかわしてフック系のパンチを振り回し、次々にブッ倒していくわけですから。
タイソンはWBC王者トレバー・バービックに2回TKO勝ちして史上最年少(20歳5カ月)で世界ヘビー級チャンピオンにたどり着くわけですが、『真相』にはこんな告白がありました。
「コーナーに戻って座った。抗生物質の注射のせいで、七月のアイスクリームみたいに汗が滴っていたが、気にしなかった」
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photograph by Sports Graphic Number