いろいろと仮説を立てるということ自体、僕は否定的には捉えていません。たとえ首を傾げてしまうほどだったとしても、ああかもしれない、こうかもしれないと考えを巡らせていくことはとても大切で、そうやって科学の進歩などもあったと思いますから。
僕が宗教系の本もよく読むとあって、知人から紹介されたのが『隠された聖書の国・日本』でした。著者は日本の古代史研究家でもある東京出身のケン・ジョセフさんと、その父親。日本に初めてキリスト教を伝えたのはフランシスコ・ザビエルと教えられてきましたが、そうではないと言います。シルクロードを通じて入ってきた多くの渡来人により、はるか昔の古代日本にキリスト教は既に伝えられていた、との持論を説きます。
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