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森保JのE-1優勝から考える本大会“ユニット”選考の可能性。

2022/08/09
韓国に勝利し初タイトルを手にした森保監督は「Jリーグの価値を上げようと志してくれた」と国内組を労った

 日本代表が“F・マリノスユニット”効果で2013年以来となるE-1選手権制覇を果たした。優勝するには勝利しかない、最終日の韓国代表戦。森保一監督はJ1で首位を走る好調・横浜F・マリノスから招集した7人のうち6人を先発に並べた。これが当たった。

 サイドからの分厚い攻めはまさにハマのエッセンス。後半4分だった。右サイドバックの小池龍太が谷口彰悟からのフィードを引き出して裏を取ると、攻め急ぐことなく味方の上がりを待って最後は20歳の藤田譲瑠チマがファーサイドの相馬勇紀の先制ヘディング弾を呼び込んでいる。

 3点目はまたも小池の攻撃参加がスイッチを押す形に。藤田、西村拓真のパスから裏に出て、折り返したところを1トップの町野修斗がしっかりと決めている。小池は最後まで運動量を落とさず守備にも奔走し、この日の陰のMVPであった。

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photograph by KYODO

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