#1056

記事を
ブックマークする

R・ソシエダ入りの久保建英、達人シルバとプレーする意味。

2022/08/10
昨季マジョルカの一員として臨んだR・ソシエダ戦後、シルバと話し込んでいた久保。今季はともに戦うことに

 ダビド・シルバの隣でボールを蹴る久保建英を見ていて、数年前のマンチェスターの光景が蘇った。

 あの頃のシティにはふたりのSilvaがいた。ダビドと、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバだ。共に左利きで、身長もほぼ同じ。洗練された左足でウイングのポジションからプレーメーカーまでこなした。フィジカルと闘争の精神が深く根付くイングランドという土地で、彼らのようなラテン的ミッドフィルダーが共存できるとは少し前までは考えられなかった。この手のミッドフィルダーの大いなる理解者であった監督のもとで、ふたりは楽しそうにパスを交換していた。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Daisuke Nakashima

0

0

0

前記事 次記事