東京五輪のマラソン代表、3人目の枠をかけて行われた1月26日の大阪国際女子マラソンで、松田瑞生が2時間21分47秒を出して優勝した。日本歴代6位、大阪国際女子マラソンでは、2003年の野口みずき、千葉真子に次ぐ歴代3位のタイムだった。3月8日の名古屋ウィメンズマラソンで、2時間21分47秒より速いタイムでゴールするランナーが出なければ、松田が東京五輪の代表になる。名古屋ウィメンズマラソンで、2時間21分47秒より速いタイムが出る可能性はどれくらいか、最近のレースを振り返りながら、考えてみよう。
松田の記録を上回ればよいと言っても、選考基準によれば、東京五輪の代表になるには、少なくともマラソングランドチャンピオンシップに関連したレースに出てゴールしていること、といった条件は満たしていなければならない。名古屋ウィメンズマラソンでの最近の成績を考慮すると、安藤友香、関根花観、岩出玲亜といったランナーの名前を候補として挙げることができる。大阪国際女子マラソンを途中で棄権した福士加代子も出場する可能性があるようだ。
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