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松坂大輔と日本代表。 ~五輪やWBCでの卓越した貢献度~

2020/02/01
2006年の第1回WBCでのひとコマ。右は上原浩治(当時・巨人)。西武・辻監督はこのチームでコーチを務めていた。

 松坂大輔が14年ぶりに西武でプレーすることになった。2019年の登板は2試合だけだったが、1月に行われたコーチとの会議のあと辻発彦監督は松坂について「十分、戦力になると思った」と語り、キャンプから開幕一軍を想定して考えていることを明らかにした。キャンプからオープン戦にかけて、松坂の登板は注目されることになりそうだ。

 松坂はプロ22年目、日米通算で170勝108敗2セーブという成績になっている。大きな節目は200勝ということになるが、松坂の場合、歴代の投手の中で、所属チームでの通算成績だけでは評価できない、国際試合での活躍を抜きに、業績を語ることができない投手であることに、いま改めて目を向けたいと思うのである。

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photograph by Naoya Sanuki

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