同じ関西国際大学出身で、ともに通算100ホールドを達成。史上41人しかいない“1球勝利”の経験を持つところまで共通している。上位を窺うマリーンズ、そのブルペンを支える左の松永昂大と右の益田直也のことだ。松永が一つ上だが、社会人を経ている分、プロ入りは益田のほうが早い。
2012年にドラフト4位でマリーンズに入団した益田は、2年目にはクローザーとして最多セーブのタイトルを獲得。プロ入りから5年連続で50試合以上に登板し、ブルペンを支えてきた。しかし去年は2度のファーム行きを経験するなど、50試合以上登板が途切れてしまう。益田はこう言っていた。
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photograph by KYODO