オランダ史上最高のGKと言われ、マンUでは「緑の巨人」と呼ばれて一時代を築いた男は、今も各国のGKを熱心にチェックしているようだ。
名手ならではの視点で、守護神たちを分析してくれた。
名手ならではの視点で、守護神たちを分析してくれた。
最初に挙げたいのは、マヌエル・ノイアー。彼に関しては、詳しい説明は不要だろう。ペナルティエリア内ではシュートストッパーとして絶大な存在感を誇るだけでなく、空中戦にもきわめて強い。それでいて高いディフェンスラインの後ろに空いた広大なスペースを、「スイーパー・キーパー」としてカバーすることもできる。
フィードに関しても非の打ち所がない。フィールドプレイヤーばりの正確さで、長短のボールを味方に送り届けることができる。しかも彼は味方とコミュニケーションを取る術にも秀でている。能力とファイティングスピリット、そしてメンタルの強さ。サッカー界の頂点に位置するGKだ。
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