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ロシアの15歳ザギトワ。~メドベデワが君臨するパワーバランスを壊すのか~

 平昌五輪のフィギュアスケート女子は2月21日にショートプログラム、23日にフリーが行われる。金メダル候補と言えば、昨年11月まではロシアのエフゲニア・メドベデワが、絶対的な筆頭候補だった。

 だが昨年11月11日、グランプリシリーズのNHK杯で優勝したあと、ロシアスケート連盟は、メドベデワの右足甲の骨にひびがあったことを公表した。出場を目指したものの、12月のグランプリ・ファイナルとロシア選手権は欠場となった。それでも'18年1月の欧州選手権と、その後の平昌五輪には間に合うものと見られていたため、世界選手権を2連覇中で、'17年4月の世界国別対抗戦では歴代最高得点となる241.31点を記録したメドベデワの優位は変わらないのではないか、というのが妥当な見解だったように思う。

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photograph by Asami Enomoto

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